国産仏壇特集

01.木材の違い

• 【国産】
  
• 使用する場所と同じ環境下で作っているため、木材の狂いが少ない。
  しかし、日本には該当の木材が無かったり、少数しかない。
  寸法変化がほとんどないよう乾燥には時間をかけ、耐久性等を良くしている。
  

• 【海外産】
  
• 使用する場所と違う環境下で作っているため、木材をしっかりと乾燥させないと狂いが生じるが、価格重視のため木材の乾燥に時間をかけずに作っている場合もある。（扉等の不具合につながる）

02.技法・技術の違い

• 【国産】
  
• 独自の技法(蟻組技法)や技術(手書き蒔絵)などが豊富にあり、丁寧に仕事を行うため、仕上りに時間を要する。
  日本人の妥協のない繊細な国民性のもと製造しているため、必然的に高技術になる。

• 【海外産】
  
• 技法などが少ない。または経験不足が多い。
  機械で作業するため、仕事は早いが、品質が安定しないことがある。
  日本の繊細なモノ作りの気質とは違うため、技術的に劣る場合がある。

03.品質の違い

• 【国産】
  
• 当店の場合、黒檀・紫檀の厚板貼りや無垢材で作られた高品質なものが多い。
  (国内では産出できない木材（黒檀や紫檀など）に関しても、材の加工などを国内で行うことにより国産表記となる。
  ※仏壇公正取引協議会『原産国表示ルールhttps://www.butudan-kousei.com/consumer/cool.html』による)

• 【海外産】
  
• プリント材(印刷の木目)も多く、長期の使用に伴い、色褪せたり剥がれたりすることもある。

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